商工会議所の生いたち
日本に商工会議所が設けられたのは、いまから約100年程前の明治11年。東京は渋沢 栄一 氏、大阪は五代 友厚 氏という実業界の第一流の人々が主唱してつくりました。
生駒商工会議所は、昭和60年4月1日に初代会頭(故)西口 栄三 氏の絶大なるリーダーシップにより発足し、
・第二代会頭(故)谷村 嘉夫 氏
・第三代会頭(故)中本 幸一 氏
・第四代会頭(故)髙木 五一 氏
・第五代会頭(故)池田 利定 氏
・第六代会頭 中野 陽泰 氏
・第七代会頭 久保 昌城 氏
そして現在
・第八代会頭 鐵東 貴和 氏 へと受け継がれております。
商工会議所法
商工会議所は、古い歴史を背景として発展してきましたが、今の制度は昭和28年8月に制定された"商工会議所法"という法律によって運営されている特別認可法人です。
商工会議所は、その地区内における商工業の総合的な改善発達を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的としています。(商工会議所法第6条)
(参考)商工会議所法
商工会議所とは
商工会議所は、地域の商工業者の世論を代表し、商工業の振興にカを注いで、国民経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体(公的機関)です。
したがって、商工会議所は「非営利性」「公益性」「不偏性」を原則とし、業種や業態、規模の大小を問わず、地区内商工業の総合的改善発達を図り、 ひいては社会一般の福祉のために広汎で強力な活動を行うこととされています。
生駒商工会議所の組織・機構
商工会議所の組織は会員を中心として、そこに特定商工業者を加わって成り立っています。
商工会議所の運営を支え、事業活動の推進力となるのは会員です。 会員は自分の営む事業のために各部会に所属します。部会では企業経営の諸問題や地域問題などが協議され、さらに常議員会で討議されます。最終的に議員総会での議決を経ることで、関係当局に建議要望することができます。
その他、会員は本所の事業を通じて情報や知識を得ることができ、また、会議所の施設、機構や事業を利用することもできます。
事務局組織図
各組織の定義
会員 | ○本所地区内で事業活動を行っている商工業者の方なら、規模・業種を問わず、どなたでもご加入いただけます。 ○議員への選挙権・被選挙権を有し、表決権等により商工会議所の運営に直接、あるいは間接的に参画できます。(地区外の特別会員を除く) |
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特定商工業者 | ○商工会議所法の「特定商工業者制度」に該当する一定規模以上の事業所です。 ○法定台帳の提出・負担金納入の義務を負い、また、1号議員の選挙権を有します。 |
議員総会 | ○会員を代表する92名の議員で構成される最高議決機関です。 審議事項:基本運営事項(1定款 2規約の制定・変更3事業計画 4予算・決算など) |
常議員会 | ○商工会議所の議決機関であり、執行機関です。 ○常議員と会頭、副会頭及び専務理事をもって構成され、監事及び理事は、常議員会に出席して意見を述べることができます。 審議事項:1議員総会に提出する事項 2議員総会より委任を受けた事項 3緊急を要する事項など |
部会 | ○会員が営む主要な事業の種類ごとに、それぞれの事業の適切な改善発達を図るために設置されます。(商工会議所運営の基盤) ○会員は以下の該当する部会に所属します。(地区外の特別会員を除く) |
委員会 | ○商工会議所の運営や意見活動、その他の事業推進のため重要な問題を専門的に審議する機関です。 ○目的達成に必要な重要事項を調査研究するため、常議員会の議決を経て設置され、会員によって組織されます。 |
青年部 | 若手経営者、若手後継者等の育成を図るため、本所の事業活動への参画を通じて青年経営者としての研鑽、企業の発展、地域の振興を図るとともに社会福祉の増進に寄与することを目的としています。 |
女性部 | 本所の運営する各種事業に協力するとともに、商工業に携わる女性としての人格、教養、経営能力を高めるため、各種講習会、研修会をはじめとする様々な事業を展開しています。 |
生駒商工会議所の歴史
昭和35年10月 | 生駒市商工会 発足 |
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昭和58年10月 | 駅前商店街の旧関西電力生駒営業所を商工会館として取得 |
昭和60年1月 | 生駒商工会議所 設立総会 |
昭和60年3月 | 商工会解散総会 |
昭和60年4月 | 生駒商工会議所設立 初代会頭 西口 栄三 氏就任 全国で480番目 |
昭和60年8月 | 西口会頭が急逝 谷村 嘉夫 副会頭が会頭職務執行者へ |
昭和61年10月 | 第二代会頭 谷村 嘉夫 氏就任 |
昭和62年7月 | 第1回生商会ゴルフ競技大会開催 |
昭和63年 | 第1回商工観光フェア開催 |
平成元年10月 | 第三代会頭 中本 幸一 氏就任 商業ビジョン「商業近代化地域計画(基本計画)」策定 |
平成2年4月 | 事務所移転(生駒セイセイビル3階へ) 「生駒山麓太鼓」打ち初め式及び清祓式 |
平成3年6月 | 「生駒山麓保存会」発足 |
平成6年4月 | 中本会頭が生駒市長兼務辞任 第四代会頭 髙木 五一 氏就任 |
平成6年6月 | 設立10周年記念事業~ |
平成7年1月 | 設立10周年記念式典・記念講演 記念誌:発刊 |
平成7年10月 | 第五代会頭 池田 利定 氏就任 |
平成10年10月 | 第六代会頭 中野 陽泰 氏就任 |
平成13年 | 設立15周年記念「いこま企業ガイドブック」発行 |
平成15年 | 商店街活性化事業(奈良県大学連合:5大学参画) |
平成19年10月 | 第七代会頭 久保 昌城 氏就任 |
平成21年12月 | 生駒セイセイビル5階取得 |
平成23年7月 | 帝塚山大學・生駒商工会議所・生駒市及び生駒市観光協会による「生駒市産学官商工観光事業連携協定」締結 |
平成23年10月 | 「いこま再発見!生駒手帖」発行 |
平成25年8月 | 第1回生駒駅前どんどこまつり開催 |
平成26年4月 | 「生駒市アンテナショップおちやせん」開業 |
平成26年11月 | 生駒セイセイビル6階取得 |
平成27年2月 | 事務所移転(生駒セイセイビル6階へ) |
平成28年1月 | 設立30周年表彰式典 |
平成29年9月 | 「生駒市アンテナショップおちやせん」リニューアルオープン |
平成29年12月 | 帝塚山大学と「連携に関する協定」締結 |
令和元年10月 | 第八代会頭 鐵東 貴和 氏就任 |